北京五輪の金メダル、香港の書店オーナーの娘に寄贈「人権問題に抗議」

男子1万メートルで自身の世界記録を更新して優勝し、セレモニーで笑顔のニルス・ファンデルプール=北京(共同)
男子1万メートルで自身の世界記録を更新して優勝し、セレモニーで笑顔のニルス・ファンデルプール=北京(共同)

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは25日、北京五輪スピードスケート男子で2種目制覇のニルス・ファンデルプール(スウェーデン)が中国本土の禁書を扱っていたことで懲役10年の判決を宣告された香港の書店関係者の娘に金メダルを寄贈したと発表した。中国の人権問題に光を当てるため、抗議の意味を込めたという。

渡した金メダルは五輪で世界新をマークした1万メートルのものという。ファンデルプールは「中国における人権問題の改善を願う」と述べた。

「銅鑼湾書店」親会社の株主、桂民海氏は2020年に判決を受けた。解放に向けて努力しているという同氏の娘は「このメダルは、父のような政治的な理由でとらわれの身となっている人々との連帯を象徴している」と意義を強調した。(共同)

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