花畑牧場の雇い止め不当 ストのベトナム人撤回要求

花畑牧場への団体交渉を申し入れ後、記者会見する札幌地域労組の三苫文靖書記長(右端)ら=24日午後、北海道帯広市
花畑牧場への団体交渉を申し入れ後、記者会見する札幌地域労組の三苫文靖書記長(右端)ら=24日午後、北海道帯広市

タレントの田中義剛さんが社長を務め、生キャラメルで知られる花畑牧場(北海道中札内村)で働くベトナム人を支援する札幌地域労組は24日、寮の水道光熱費の一方的な値上げに抗議し、事実上のストライキを行ったベトナム人を雇い止めにしたのは不当などとして、処分撤回を求め牧場に団体交渉を申し入れた。

労組によると、花畑牧場で働いていたベトナム人は給料から寮の水道光熱費として毎月7千円を支払っていたが、昨年10月に一方的に値上げされ、1月には倍以上の約1万5千円になった。これに抗議するため事実上のストライキを行ったところ、牧場側から元の金額に戻すと連絡があった。

ただ牧場側は2月、ストライキに参加していないベトナム人も含めた40人に3月15日での雇い止めを通告。うち4人を出勤停止7日間の懲戒処分とした上で「他の従業員を扇動して生産ラインを止めた」としてそれぞれに50万円、計200万円の損害賠償を請求した。

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