EU、データ活用を促進 新法案、35兆円創出

欧州連合(EU)欧州委員会は23日、多様な機器を通信でつなぐモノのインターネット(IoT)などで企業が集めたデータを第三者にも開放し、活用を促進するためのルールを定めた「データ法」案を発表した。2028年までに新たに2700億ユーロ(約35兆円)の域内総生産(GDP)の創出を見込んでいる。

法案は今後、欧州議会や各国で議論される見通し。EUのブルトン欧州委員(域内市場担当)は声明で「企業や消費者、公共サービス、社会全体にも利益をもたらす重要な一歩となる」と期待を示した。

欧州委によると、25年の世界のデータ量は18年の約5倍に成長する見通しだが、ネットにつながった家電製品や産業用ロボットなどから得られるデータの約8割は有効に活用されていないという。欧州委はこうしたデータを他の企業や消費者にも活用できるようにすることで技術革新などが期待できるとしている。(共同)

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