歌手、俳優の西郷輝彦さん死去 「星のフラメンコ」、時代劇にも多数出演

西郷輝彦さん
西郷輝彦さん

「星のフラメンコ」などのヒット曲で知られ、時代劇にも多く出演した歌手、俳優の西郷輝彦(さいごう・てるひこ、本名・今川盛揮=いまがわ・せいき)さんが20日、前立腺がんのため死去した。75歳だった。葬儀は近親者のみで行う。

昭和22年、鹿児島県出身。高校中退後に上京し、39年に「君だけを」で歌手デビュー。「十七才のこの胸に」「真夏のあらし」「星のフラメンコ」などのヒット曲を相次いで発表し、「リズムとビートの申し子」と呼ばれた。35年デビューの橋幸夫、38年デビューの舟木一夫とともに「御三家」の愛称で親しまれ、NHK紅白歌合戦に10年連続で出場した。

48年放送開始の主演ドラマ「どてらい男(ヤツ)」がヒットして俳優に転向。遠山金四郎役を演じた「江戸を斬る」で時代劇俳優としての足場を築き、62年のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」では伊達政宗の側近・片倉小十郎役を好演し人気を博した。「屋根の上のヴァイオリン弾き」など舞台でも活躍した。

平成23年、前立腺がんを発症し治療。29年に再発が発覚し、昨年にはオーストラリアに渡り治療を受けていた。長女はタレントの辺見えみりさん。

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