鈴木九段が準々決勝へ ヒューリック杯棋聖戦決勝T

第93期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント1回戦で中村太地七段(左)に勝ち、対局を振り返る鈴木大介九段=東京・千駄ケ谷の将棋会館
第93期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント1回戦で中村太地七段(左)に勝ち、対局を振り返る鈴木大介九段=東京・千駄ケ谷の将棋会館

藤井聡太棋聖(19)=竜王・王位・叡王・王将=への挑戦権を懸けた第93期ヒューリック杯棋聖戦の決勝トーナメント(本戦)が21日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で開幕した。

開幕カードは、いずれも棋聖挑戦の経験を持つ鈴木大介九段(47)対中村太地七段(33)戦。千日手指し直しの末、鈴木九段が制して準々決勝一番乗りを決めた。鈴木九段は次局で、久保利明九段(46)―豊島将之九段(31)戦の勝者と対戦する。

鈴木九段は今期、2次予選からの登場で本戦入り。中村七段は前期はベスト4まで進出したため、シードで本戦からの出場となった。

振り駒で鈴木九段が先手となり、午前10時に対局開始。鈴木九段のゴキゲン中飛車、中村七段の居飛車で進んだ。しかし、午後3時10分、77手目で同一局面が4回出現する千日手が成立した。

30分後、先後を入れ替えて始まった指し直し局も先手の中村七段の居飛車、後手の鈴木九段の振り飛車での戦いとなった。終盤、1分将棋となった中村七段に対して鈴木九段の残り時間は2時間半近く。最後は鈴木九段が先手玉を追い込み、午後6時39分、中村七段が124手目を見て投了した。

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