北京冬季五輪の日本選手団は20日、北京で記者会見し、伊東秀仁団長が「ベテランと若手が融合し、最強のチームジャパンであることを実証した。本当によく頑張った」と選手たちをたたえた。日本は計18個のメダルを獲得し、冬季で最多だった前回平昌五輪の13個を上回った。
日本が3位に入ったフィギュアスケート団体は、1位のロシア・オリンピック委員会のドーピング問題を受け、大会中にメダルは授与されない。伊東団長は「日本にメダルが送られてきた場合は、メダルを掛けてあげる場をつくりたい」と何らかのセレモニーを行う考えを示した。
原田雅彦総監督は「選手たちの活躍で日本の皆さんに明るいニュース、スポーツの力、五輪の魅力を伝えることができた。胸を張って日本に帰りたい」と話した。札幌市が招致を目指す2030年五輪については「今回の活躍がプラスになると思っている」と述べた。(共同)