りくりゅうペア「心から楽しめた」 初の7位入賞

<フィギュアスケート ペアFS フリースケーティング>三浦璃来、木原龍一組のフリースケーティングの演技=19日、首都体育館(彦野公太朗撮影)
<フィギュアスケート ペアFS フリースケーティング>三浦璃来、木原龍一組のフリースケーティングの演技=19日、首都体育館(彦野公太朗撮影)

北京冬季五輪のフィギュアスケートペアは19日、フリーを行い、三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)はショートプログラム(SP)との合計211・89点で7位となった。

得点を確認した三浦は飛び跳ね、木原はガッツポーズを繰り返して喜びを爆発させた。141・04点は団体フリーで記録した自己ベストを1・44点上回り、7位入賞。木原は、「今日は心から楽しんで滑っていた」とほほ笑んだ。

前日のSPでミスが出た。この日の公式練習後、木原は三浦に「全ミスでもいいから楽しもう」と声をかけた。三浦は「その言葉に救われた」。冒頭のツイストリフトを決めて勢いに乗った。リフトには安定感があり、ルッツとループのスロー3回転ジャンプは鮮やかに降りた。演技中は、笑顔があふれ出ていた。

結成は2019年夏、三浦から声をかけた。試しにツイストリフトを行うと、三浦は「こんなに滞空時間長いんだ」と相性の良さを確信した。14年ソチ、18年平昌の両五輪に出場し、当時は引退も頭にあった木原も「これは最後のチャンスかもしれない」。すぐにカナダに拠点を移した。

結成当初から、ブルーノ・マルコット・コーチに「世界のトップ10に入れる」と言われ続けた。結成3季目、最高の舞台でそれを証明した。木原は「ここがゴールではない。世界と戦えるようになってきたので、まだまだ走り続けたい」。さらなる高みを目指す。(久保まりな)

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