北京五輪フィギュアスケートで各種目の上位選手らによるエキシビションが20日、首都体育館で行われ、日本勢は男子で銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)や銅メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)、4位の羽生結弦(ANA)、女子で銅メダルの坂本花織(シスメックス)や樋口新葉(明大)が出演した。
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エキシビションで演技する羽生結弦 =20日、首都体育館(桐原正道撮影)
鍵山はMISIA(ミーシャ)さんの「明日へ」を華麗に舞い「1分1秒の経験が成長の糧になっていく。忘れずに頑張りたい」と決意を新たにした。マイケル・ジャクソンさんの音楽を使った宇野は「ムーンウオーク」など巧みなステップで魅了し「(3月の)世界選手権に向け、スイッチを入れて練習したい」。坂本は「タンゴ・アモーレ」を情熱的に演じ「4年後に向け、パワーアップしたい。燃え尽きないようにしたい」と力強く言った。
羽生は松任谷由実さんの「春よ、来い」の曲に乗せ、情感豊かな滑りを披露。「見ていただけるからこそ、僕の演技に何かしらの意味が生まれる。皆さんに感謝したい」と実感を込めた。(共同)