フィギュア年齢制限引き上げ提案へ スケート連盟、15歳から17歳で調整

女子フリーの演技を終えたカミラ・ワリエワ。右はエテリ・トゥトベリゼ・コーチ=北京(共同)
女子フリーの演技を終えたカミラ・ワリエワ。右はエテリ・トゥトベリゼ・コーチ=北京(共同)

国際スケート連盟(ISU)が五輪や世界選手権などに参加するシニアの年齢制限について、17歳に引き上げる案を6月の総会に諮る方向で調整していることが19日、関係者への取材で分かった。現在のISU規定では、15歳以上(シーズン前の7月1日時点)となっている。

北京冬季五輪のフィギュア女子で15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)のドーピング問題が発覚。世界反ドーピング機関(WADA)の規定では16歳未満の「要保護者」に該当し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が出場継続を容認したことで物議を醸した。年齢制限は低年齢の選手への過度な身体的負担などを理由に、各国際競技連盟の判断で設けている。

ワリエワの問題を受け、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は18日の記者会見で、五輪に出場する選手の年齢制限引き上げをIOC理事会で本格的に協議する考えを示している。

フィギュアでは2018年平昌五輪で当時15歳だったロシアのアリーナ・ザギトワが高難度ジャンプを武器に金メダルを獲得するなど低年齢化が顕著で問題視されていた。関係者によると、北京五輪前から長期にわたって年齢制限の引き上げが議論されてきたという。(共同)

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