北京冬季五輪大会第16日の19日、フィギュアスケートのペアは16組によるフリーが行われ、ショートプログラム(SP)8位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は大きなミスのない演技で5位の141・04点を出し、自己ベストの合計211・89点で7位となった。同種目で日本勢初の入賞。過去最高順位は1992年アルベールビル冬季五輪の井上怜奈、小山朋昭組の14位だった。
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フィギュアペア・フリー 三浦璃来(右)、木原龍一組の演技=19日、首都体育館(彦野公太朗撮影)
2018年平昌五輪銀メダルの隋文静、韓聡組(中国)がSPに続いて1位となり、世界最高の合計239・88点で初の金メダルに輝いた。
三浦璃来の話 全体的に見て大きなミスがなかった。それがこの短期間での成長かなと思う。自己ベストを出そうと考えすぎずに、思い切って、笑顔で滑り切れるようにと心がけた。次につながるいい経験をした。
木原龍一の話 朝の練習でもタイミングが合わなくて不安だったが、ミスを恐れず、楽しくやろうと話した。もっともっと上に行きたいと思える五輪になったし、まだまだ変わらずに走り続けていく。(共同)