今春の選抜大会から「継続試合」導入 日本高野連

甲子園球場(榎本雅弘撮影)
甲子園球場(榎本雅弘撮影)

日本高野連は18日、大阪市内で理事会を開き、今春の第94回選抜大会から、降雨など悪天候によって途中で打ち切った試合を、翌日以降に再開する「継続試合」を導入すると発表した。対象には全国選手権大会や全国軟式野球選手権大会も含まれ、地方大会でも各都道府県高野連の実情に応じて採用される。導入により、降雨のためのノーゲームや、日没による引き分け再試合などはなくなる。

昨夏の選手権大会では、過去最多となる計7度の雨天順延、2度の降雨ノーゲーム、1試合の降雨コールドが発生するなど日程の消化が難航。日本高野連は全国大会での大会運営や部員への負担軽減、近年の気象状況の変化などに対応するため継続試合の導入を検討してきた。

日本高野連の宝馨(たからかおる)会長は「昨年までなら再試合になったり、降雨コールドになったりして記録に残らない扱いになっていた選手のプレーがすべて公式記録として残ることになる。もう『幻のホームラン』は甲子園大会ではありません」とコメントした。

また、投手への打球直撃などによる事故防止や打高投低の傾向を是正するため、従来の製品より打球速度を抑えた金属製バットの採用が今季から可能となり、2024年春に完全移行させることを決めた。

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