坂本「表現力認められた」4回転にも意欲 フィギュア銅

一夜明け会見する坂本花織。かわいいの声が上がると「照れるなぁ」と笑顔=18日、中国・北京(彦野公太朗撮影)
一夜明け会見する坂本花織。かわいいの声が上がると「照れるなぁ」と笑顔=18日、中国・北京(彦野公太朗撮影)

【北京=久保まりな】17日に行われたフィギュアスケート女子で銅メダルを獲得した坂本花織(シスメックス)が、快挙から一夜明けた18日、北京で記者会見し、喜びを語った。

坂本は笑顔だった。「実感がちょっとずつわいてきた。ここまでよく頑張ったなって」。喜びに包まれ、表情は明るかった。

メダルは〝想定外〟だった。17日のフリーは、最終滑走のワリエワを残し暫定3位になった。同4位となって1~3位が集まるスペースを出る樋口には「すぐ行くね」と声をかけた。ワリエワのミスが続き銅メダルが確定した瞬間を「ビックリしたのと、涙が止まらなかった」と振り返った。

安定感抜群だった。「落ち着いていた。いい緊張感の中、できた」。すべてのジャンプを決めた。スピンは軸を保った。ステップは力強く、メリハリが利いていた。自己ベストの153・29点をマークし、「今まで頑張ってきたことが報われた」と感慨を込めた。

前回平昌五輪が行われた2017~18シーズンから振付師のブノワ・リショー氏と磨いた表現力が、得点に結びついた。表現力を示す5項目の演技構成点は、すべて10点満点の9点台をそろえた。「演技力」の項目では10点満点をつけるジャッジもいた。「やっと表現とか、スケーティングスキルが認められた」としみじみと語った。

大学3年生。大学入学時は成績が落ち「卒業と同時に引退してやる」と思っていたという。現在は4年後の26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指す意向で「今まで通りではいけない。大技の練習も含めて、しっかり練習したい」と先を見据えた。

金、銀メダルはROCの2人だった。痛感したことがある。「技術点で稼ぐところは稼がないと、対抗できない」。ジャンプで4回転のトーループやループの習得を視野に入れている。「来季に向けて、また頑張りたい」。さらなる高みを目指す。

>坂本、銅メダル 浅田真央以来の快挙

ギャラリーページで見る

競技一覧

北京五輪ランキング

最新のランキングデータの取得に失敗しました。
しばらく経ってから再表示してください。

会員限定記事会員サービス詳細