北京冬季五輪フィギュアスケート男子で4位となり、20日にエキシビションを控える羽生結弦(27)を一目見ようと、中国のファンが連日、北京の練習場の近くに集合。羽生〝愛〟が冷める様子はない。いち推しの五輪選手に投票する中国のサイトで2~10位を中国人選手が占める中、羽生が1位を維持している。
羽生は14日に練習を再開。エキシビションの会場となる首都体育館の出入り口付近では17日も50人以上のファンが「羽生結弦は私たちの宝物です」と日本語で書かれた紙や羽生が好む「くまのプーさん」の縫いぐるみなどを持って待ち構えた。
女子大学生の顧丹鈺さん(19)は会場入りする羽生に手を振り、うなずいてもらったといい「とても格好良かった。ユヅは政治や国籍を超える存在だ」と話した。(共同)