北京冬季五輪のフィギュアスケート女子で15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)に発覚したドーピング問題で、17日にフリーを行う女子の個人種目でワリエワが3位以内に入った場合、20日のエキシビションへの出演を許可される見通しだとタス通信が17日までに報じた。
国際オリンピック委員会(IOC)はワリエワが3位以内ならメダル授与式を行わない方針。国際スケート連盟(ISU)の規定では個人種目のメダリストはエキシビションへの参加を求められる。
IOCは、ワリエワの今大会の成績について「暫定的」なものとして取り扱う方針を明らかにしている。ワリエワがROCの1位に貢献した団体も同様に扱う。日本は団体で3位だった。(共同)