北京冬季五輪第14日の17日、スピードスケート女子1000メートルが行われ、今大会銀メダル3個を獲得している高木美帆(日体大職)は1分13秒19の五輪新記録で金メダルを獲得した。高木美は今大会、500メートル、1500メートル、団体追い抜きでそれぞれ銀メダルを獲得。通算のメダル獲得数は7個となり、自身が持つ、夏冬の五輪通じた日本女子単独最多を更新した。
高木美は、金メダルを目指した団体追い抜きはわずかに頂点に届かなかった。その悔しいレースから中1日。この日、高木美は13組でアンゲリナ・ゴリコワ(ROC)と対戦。インスタートから鮮やかなスタートを切った高木美は中盤から終盤にかけてもスピードを落とさず、500メートル銅メダリストのゴリコワを終始リード。最後は力を振り絞り、滑り切り、2組を残してトップに立った。
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<スピードスケート 女子1000メートル>レースを終えた高木美帆 =17日、国家スピードスケート館(桐原正道撮影)