架空工事で1800万円詐取容疑、男逮捕 名古屋地検

名古屋地検特捜部は17日、下請け会社に架空の工事を発注し、支払った代金約1800万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、愛知県大府市にある建設会社「愛協産業」の元社員、鹿野悟司容疑者(35)=同市=を逮捕した。特捜部は、愛協産業から下請け会社に支払われた約1800万円の一部が鹿野容疑者に流れたとみて、詳しい経緯を調べている。

逮捕容疑は、愛協産業に勤務していた平成29年5月~令和元年12月、下請け会社の役員と共謀し、この会社に工事を発注したとの架空の書面を愛協産業の役員に提出し、平成29年6月~令和2年1月、数十回にわたり計約1800万円を下請け会社の口座に入金させたとしている。特捜部は認否を明らかにしていない。特捜部によると、鹿野容疑者は事件当時、愛協産業で工事の発注・受注業務の責任者を務めていた。

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