19日にアウェーの横浜M戦で今季の開幕戦を迎えるサッカーJ1、C大阪の清武弘嗣、西尾隆矢両選手とアンバサダーの酒本憲幸さんが17日、大阪市浪速区の通天閣を訪れ、幸運の神様として知られる「ビリケンさん」に必勝祈願した。
「ビリケンさん」はとがった頭とつり上がった目が特徴の子供の姿をした像で、特に足の裏に触れると御利益があるとされている。現在は新型コロナウイルス禍のため、3人は〝エアタッチ〟で足の裏をなでるしぐさをし、チームの勝利、タイトル獲得などをお願いした。「足の裏をほじくり倒すぐらい、穴が開くくらいお願いして帰りたい」と酒本さんが話すと、主将に就任した清武は「ここからスタートする気持ちで、チームのために頑張りたい」、副キャプテンの西尾は「今季は全員で笑って終われるようにしたい」と決意表明した。
C大阪の選手が通天閣を訪れるのは2年ぶり。「ビリケンさん」も何度かC大阪のホーム試合に〝出張〟しており、その際の成績は9試合で6勝3分け。今季もC大阪の本拠地のヨドコウ桜スタジアムを訪れる計画があるといい、「無敗神話」が続くか注目される。