西鉄天神大牟田線 9駅を4月から「無人駅」化

駅体制の見直しについて説明する西日本鉄道の林田浩一社長
駅体制の見直しについて説明する西日本鉄道の林田浩一社長

西日本鉄道は17日、福岡県内の天神大牟田線で、計9駅を新たに駅係員を終日配置しない「無人駅」とするなど管理体制を見直すと発表した。利用状況に応じて、各駅に一定時間は巡回駅員を配置する。4月1日から試行し、10月1日から本格運用する。

対象は、桜台駅(筑紫野市)-安武駅(久留米市)間にある9駅。駅員の常駐を巡回対応に切り替え、3駅は日中を中心に一定時間は駅員を置き、残る6駅も利用の多い時間帯などに駅員を巡回・配置してサービスの維持を図る。西鉄は令和2年10月にも同線の62駅のうち24駅で駅員の終日配置を廃止し、今回の見直しで全体の半数近くで終日配置ではなくなる。

西鉄によると、対象の9駅を「集中管理方式」に移行し、駅の監視カメラなどを通じて遠隔管理する。約2億4千万円の設備投資を予定し、人員配置の見直しで年間約2千万円の経費削減効果を見込む。

同線では平成4年をピークに利用者の減少が続いている。記者会見した林田浩一社長は「デジタルなどの新しい技術の活用と定期的な係員の巡回で、安全対策とサービスの維持ができる」と説明した。

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