15日に行われた北京五輪スノーボード女子ビッグエアで3位に入り、冬季五輪の日本女子最年少メダリストになった村瀬心椛(ムラサキスポーツ)が16日、一夜明けて北京で記者会見し「小さい頃からの夢をかなえられて本当にうれしい。次の五輪では、銅メダルじゃ終われないと思っている。てっぺんを目指して、金メダルを取る」と新たな決意を口にした。
高校2年で初出場した大舞台は、競技以外でも貴重な経験だった。海外選手とピンバッジを交換し、選手村ではフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)を遠巻きに見かけ「『やばい、本物だ』と思った。他の選手とすれ違うこともあってすごくいい思い出になった」と目を輝かせた。
昨秋から続いた海外遠征が一段落。「地元岐阜の空気を吸いたい。友達にはメダルをかけてあげたいし、家族で大好きなたこ焼きパーティーをして楽しく過ごせたら」と帰国を待ち望んだ。(共同)