国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は16日の記者会見で、北京冬季五輪のフィギュアスケート女子でドーピング問題が発覚したカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)の今大会の成績は「暫定的」なものとして取り扱うと明らかにした。ワリエワがROCの1位に貢献した7日までの団体も同様に扱う。日本は団体で3位だった。
ワリエワは15日の女子ショートプログラム(SP)を首位通過し、17日のフリーに臨む。
IOCによると、ワリエワが女子で3位以内に入った場合のメダルと団体の金メダルは大会の公式情報システムに掲載している各国・地域のメダル数にカウントするが、暫定的なものとして注釈を付ける方向という。(共同)