贈る賞がない…小林陵侑選手の活躍に岩手県がうれしい悲鳴

北京冬季五輪での競技を終え、記者会見でメダルを披露する小林陵侑=15日、張家口(共同)
北京冬季五輪での競技を終え、記者会見でメダルを披露する小林陵侑=15日、張家口(共同)

岩手県八幡平市出身で、北京冬季五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ノーマルヒルで金メダル、同ラージヒルで銀メダルに輝いた小林陵侑(りょうゆう)選手(25)=土屋ホーム=の大活躍に岩手県がうれしい悲鳴を上げている。

ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子で日本人初の個人総合優勝を飾った小林選手には平成31年に県の最高表彰である県民栄誉賞を授与済みだからだ。県民栄誉賞は過去に複数回の授与例はなく、達増拓也知事が「歴史的な偉業」とたたえる活躍に贈るにふさわしい賞が見当たらないのだ。

16日の定例会見で達増知事は「県民栄誉賞の意味の拡大を迫るような活躍を小林君がしてくれた。うれしい悲鳴、ぜいたくな悩み」と認め、県民栄誉賞の見直しや賞の新設も含めた検討を担当の人事課に指示したことを明らかにした。

出身地の八幡平市は31年、小林選手の将来の活躍も考慮、何度も授与できる「市スポーツ栄誉賞」を新設した。最高賞の市民栄誉賞に複数回の授与例がないからだが、五輪メダルに2度目のW杯個人総合優勝も射程内で、「同時授与も考えないと」と、こちらもうれしい悲鳴だ。

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