サッカーの欧州CL決勝トーナメント1回戦、パリ・サンジェルマン(フランス)がレアル・マドリード(スペイン)との強豪対決第1戦を劇的なゴールで制した。0―0の後半ロスタイム、エムバペが鮮やかに決勝点。ポチェッティーノ監督は「非常に満足している。試合内容は本当に良かった」と喜んだ。
相手を圧倒しながら、後半にメッシのPKがGKクルトワにセーブされるなど重い空気が漂った。それでも土壇場で、フランス代表FWが左サイドから相手DFの間を巧みに抜け、最後はGKの股間を抜く正確なシュートを決めてホームのファンを歓喜に包んだ。
3季連続の8強へ価値ある先勝。指揮官は「もう1試合あるが、重要な一歩を踏み出すことができた」とかみしめた。(共同)