スノボ女子BAで村瀬銅メダル「取ったよ」 4年分の思い実る

スノーボードの女子ビッグエアで銅メダルを獲得し、喜ぶ村瀬心椛=北京(共同)
スノーボードの女子ビッグエアで銅メダルを獲得し、喜ぶ村瀬心椛=北京(共同)

15日に行われた北京冬季五輪スノーボード女子ビッグエア決勝は、初出場で予選を2位通過した17歳の村瀬心椛(ここも)(ムラサキスポーツ)が171・50点で銅メダルを獲得した。冬季五輪日本女子最年少のメダリストとなった。

村瀬は、周りをきょろきょろと見渡しながら、初々しい表情で、表彰台に上った。「家族とか友達とか、みなさんを思い浮かべながら、『取ったよ』っていう気持ちだった」。銅メダルを獲得し、17歳の笑顔がはじけた。

1回目につま先側エッジで踏み切り、軸をずらしながら縦2回転、横3回転する「バックサイドダブルコーク1080」を決めた。80・00点をマークし、5位につけた。

2回目は「これをやらないと、表彰台はない」と、かかと側で踏み切る「フロントサイド1080」を繰り出した。「めっちゃ跳んで、グラブを長く持って、ビタビタに着地してやろうって気持ちで挑んだ」という大技を、高く、鮮やかに成功。91・50点の高得点で3位に浮上した。着地後は両手でガッツポーズし「あの点数が出たのは、うれしかった」と頰を緩めた。

4年分の思いをぶつける舞台だった。前回の平昌五輪は、年齢制限のため出場できなかった。「次の五輪は絶対にメダルを取ってやる、っていう気持ちで練習してきた」。地道に技術を磨き上げ、大舞台で夢を実現させた。「信じられないというか、すごくうれしい」と実感を込めた。

結果以上に、「かっこよさ」にこだわってきた。4年後の五輪でのメダルを見据えながら、「スノボを知らない方が見ても、かっこいいって思えるライダーになりたい」と口にした。求める姿はまだ先にある。(久保まりな)

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