4年後へ「底上げ」宿題 ジャンプ男子団体で日本5位

【北京五輪2022】〈スキージャンプ 男子団体〉1回目の飛躍をする(上段左から)佐藤幸椰、中村直幹、(下段左から)小林潤志郎、小林陵侑=14日、国家ジャンプセンター(彦野公太朗撮影)
【北京五輪2022】〈スキージャンプ 男子団体〉1回目の飛躍をする(上段左から)佐藤幸椰、中村直幹、(下段左から)小林潤志郎、小林陵侑=14日、国家ジャンプセンター(彦野公太朗撮影)

14日に行われた北京冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子団体(ヒルサイズ=HS140メートル)で、佐藤幸椰(ゆきや)(雪印メグミルク)中村直幹(なおき)(フライングラボラトリー)小林潤志郎(雪印メグミルク)と、個人ノーマルヒル金、同ラージヒル銀メダルの小林陵侑(りょうゆう)(土屋ホーム)で臨んだ日本は合計882・8点で5位にとどまった。

メダルは遠かった。ノルディックスキー・ジャンプ男子団体で、日本は表彰台圏内の3位ドイツに飛距離換算で約22メートルの差をつけられ、5位に終わった。小林陵は「チームとしてはすごく悔しい結果になった」と振り返った。

マイナス20度を超える寒さの中、風向きが目まぐるしく変わった。1回目は2番手の中村を終えた時点で7位と出遅れ、結局5位。2回目も上位との差を詰められず、メダル争いに絡めなかった。1番手で飛んだ佐藤幸は「何もできなかった」と唇をかんだ。

今回のメンバー最年長は小林潤の30歳。2010年バンクーバー五輪から3大会は葛西、伊東、竹内の3人が名を連ね、前回の平昌五輪は20代が小林陵だけだった。大きく若返った。

昨年3月の世界選手権男子団体では、小林陵、佐藤幸、中村、佐藤慧と当時25歳以下の4人で戦い、強豪国に食らいつき4位に入った。今季のワールドカップ(W杯)では、今回と同じメンバーで表彰台にも上がった。世代交代の流れを五輪でも継続した。

エースの小林陵は今大会で2個のメダルを獲得し、この日も各国のエースがそろう4番手で2回とも好飛躍を記録した。ただ、団体のメダルへは総合力が必要だ。「世代交代できたのは大きかったが、さらに若い選手が出てくることを期待して強化していかないといけない」と男子日本代表の宮平ヘッドコーチ。4年後に向け、さらなる底上げが必要だ。(小川寛太)

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