生後3カ月の長男殴打死認める 24歳女、高松地裁で初公判

高松市で昨年9月、生後3カ月の長男を殴るなどして死亡させたとして、傷害致死罪に問われた無職、津守綾美被告(24)の裁判員裁判の初公判が14日、高松地裁(近道暁郎裁判長)で開かれ、被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

起訴状などによると、被告は昨年8月ごろから9月1日までの間、高松市内の自宅で長男、湊ちゃんの頭部を複数回殴り、頭蓋骨の骨折や脳腫脹の傷害を負わせ、翌2日に死亡させたとしている。

香川県警によると、被告は当時、湊ちゃんと夫、長女と4人暮らし。被告は2日朝に自ら「息子が息をしていない」と119番した。夫は不在だった。被告は「泣きやまない息子に腹が立った」などと供述したとされる。

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