北京冬季五輪第11日の14日、ノルディックスキー・ジャンプ男子団体が行われ、日本は5位に終わり、2014年ソチ五輪以来のメダル獲得はならなかった。エース小林陵侑(土屋ホーム)も個人ノーマルヒルの金、ラージヒルの銀に続く今大会3個目のメダルに手が届かなかった。
小林陵のほか、小林潤志郎、佐藤幸椰(ともに雪印メグミルク)、中村直幹(フライングラボラトリー)が出場した。
1回目のジャンプで、佐藤は126メートル、中村は124・5メートルを飛び、2人目を終え暫定7位。3人目の小林潤は128・5メートルで順位を2つあげて暫定5位に。最後の小林陵は134メートルをマーク。順位は暫定5位ながら、上位との差を詰めた。
2回目は佐藤が124メートル、中村が122メートルをマークしたものの、順位を上げられず、小林潤も120メートルにとどまった。3位のノルウェーと50ポイント差以上の暫定6位で迎えた小林陵の2回目は132・5メートルをマークしたが、メダル圏内には届かなかった。
男子団体はラージヒルで実施。11チームが参加し、各チーム4選手が出場。全選手の合計点で競った。
>「学ぶこと多い」「絶対にリベンジする」 5位のジャンプ男子団体の小林陵ら
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スキージャンプ男子団体 1回目の飛躍をする(上段左から)佐藤幸椰、中村直幹、(下段左から)小林潤志郎、小林陵侑=14日、国家ジャンプセンター(彦野公太朗撮影)