北京冬季五輪第11日の14日、ノルディックスキー・ジャンプ男子団体で日本は5位に終わったが、試合後のインタビューで、日本のエース小林陵侑(土屋ホーム)は「みんなすごく集中して、いいパフォーマンスができたと思う」と納得した表情をみせながら、「メダルには届かなかったが、この大会で学ぶことは多い。ここからどうしていくかだと思う」と前を向いた。
暫定5位で終えた1回目。2回目でメダル獲得を狙ったが、上位との差を縮めることができなかった。小林陵の兄で、日本の出場選手の最年長、小林潤志郎(雪印メグミルク)は「引っ張っていければという思いはあったが、うまく引っ張っていけなかった。うまくいかなかった」と語った。
佐藤幸椰(雪印メグミルク)、中村直幹(フライングラボラトリー)はチームに貢献できなかったことを悔しがり、佐藤は「今の実力がこんなものなんだなということを再度確認した。非常に悔しい。選手として成長したい」。また、中村は「自分の実力はこんなものだと思う。(初の五輪は)悔しいものになってしまった。絶対リベンジしたい」と誓っていた。