北京冬季五輪のカーリングで、ショットを正しく放ったかを判定する電子センサーが機能しないトラブルが続出していることを受け、競技運営の技術チームは14日午後開始の試合からストーンの電子センサー付きハンドルによる自動判定システムを停止すると発表した。今後は手動で判定する。
ショットを放つ際には、選手に近い方のハウス(円)手前に引かれたホッグラインより前で石を手放さなければいけないという規定がある。今大会ではシステム不良により試合進行が滞る場面が続出している。
関係者によると、ハンドルと石内部のバッテリーの接触不良が原因。復旧作業を進めていく。(共同)