韓国中道候補が野党候補一本化を提案、大統領選の構図変わるか

3日のテレビ討論で記念撮影する韓国大統領選候補の(左から)「正義党」の沈相奵氏、「共に民主党」の李在明氏、「国民の力」の尹錫悦氏、「国民の党」の安哲秀氏=ソウル(聯合=共同)
3日のテレビ討論で記念撮影する韓国大統領選候補の(左から)「正義党」の沈相奵氏、「共に民主党」の李在明氏、「国民の力」の尹錫悦氏、「国民の党」の安哲秀氏=ソウル(聯合=共同)

【ソウル=桜井紀雄】来月9日投開票の韓国大統領選に向け、中道系野党「国民の党」代表の安哲秀(アン・チョルス)候補は13日、動画による記者会見で「より良き政権交代のため」だとして、保守系最大野党「国民の力」候補の尹錫悦(ユン・ソンヨル)前検事総長に候補一本化を提案した。

最近の支持率調査では、尹氏と革新系与党「共に民主党」候補の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道(キョンギド)知事が競り合っている。野党候補の一本化が実現すれば、選挙戦の構図が変わる可能性がある。

安氏は「政権交代を通じた旧体制の終息や国民統合に向かうには圧倒的勝利に裏付けられてこそ可能だ」と強調。世論調査方式の予備選による一本化を提案した。

安氏は昨年4月のソウル市長選で国民の力の呉世勲(オ・セフン)現市長と候補一本化で合意。世論調査で敗れ、呉氏に統一候補の座を譲った経緯がある。安氏はこの際のノウハウがある点も強調した。

尹陣営の報道担当者は、安氏の提案を評価しつつも、与党支持層も参加できる世論調査方式に難色を示し、尹氏と直接協議するよう求めた。

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