地方政治ルポ

動き出す大型選挙 新潟県の参院選と知事選 最新動向

4万票の差

自民、立民とも「参院選は大変厳しい戦いになる」との認識で一致する。そうした中、森陣営が気にするのが先の衆院選(選挙区)での得票数だ。自民は6選挙区で2勝4敗と負け越したものの、全選挙区の得票数を合計すると約59万票になる。これに対し立民、共産、国民民主党の各候補者の合計は約55万票。「全県での4万票の負けは大きな課題」(森陣営)だ。

それだけに共産との協力関係がどうなるかは選挙戦に大きく影響する。

自民は、県内に張り巡らされた後援会などの組織をフル稼働し、議席奪還を狙う。対する立民は、野党・連合・市民団体との共闘で当選を果たした前回の再来を目指す。夏に向け戦いはヒートアップしていく。

知事の決断待ち

知事選(5月12日告示、29日投開票)では、花角知事の動向に注目が集まる。「蔓延(まんえん)防止等重点措置が県内に適用されているうちは動きはないのではないか」との観測もある中、自民、公明、国民、連合新潟は花角氏が出馬した場合、支援すると表明。出馬を決断すれば花角氏が優位に立ちそうだ。(本田賢一)

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