少年の妹暴行死関連で母親再逮捕 覚醒剤と大麻所持疑い

滋賀県警本部=大津市
滋賀県警本部=大津市

大津市で昨年8月、無職少年(18)が小学1年の妹=当時(6)=を蹴るなどして死亡させた事件に関連し、滋賀県警は12日、違法薬物を所持したとして、覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで、大津市に住む介護職の母親(41)=麻薬取締法違反罪などで公判中=を再逮捕した。

逮捕容疑は昨年11月5日、大阪市浪速区内で覚醒剤と大麻を所持したとしている。県警によると、浪速区内の関係先から見つかった。「私のものではない」と容疑を否認しているという。

母親は昨年8月4日までに別の覚醒剤や大麻を所持し、麻薬のケタミンを使用したとする罪で昨年11~12月に起訴された。今月3日の大津地裁の初公判で起訴内容を否認し、弁護側は無罪を主張した。

■母親、違法薬物所持を否認 少年の妹暴行死関連

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