千葉市動物公園のレッサーパンダ「ライム」 繁殖のため群馬・桐生へ

新天地に引っ越すレッサーパンダの「ライム」(千葉市動物公園提供)
新天地に引っ越すレッサーパンダの「ライム」(千葉市動物公園提供)

千葉市動物公園(若葉区源町)は、飼育展示しているレッサーパンダ7頭のうち、雄で7歳の「ライム」が、繁殖のため、28日に群馬県桐生市の「桐生が岡動物園」に引っ越すと発表した。

ライムは平成26年7月13日に、西海国立公園九十九島動植物園(長崎県佐世保市船越町)で誕生した。繁殖のため、動物園など施設間で動物を貸し借りする制度「ブリーディングローン」で29年11月7日に動物公園に来園。元気いっぱいの姿が来園者の目を楽しませてきた。

同園では、2月21日午後1時15分から1時半まで、レッサーパンダ展示場前で「ライムを送る会」を開く。

来園時から現在までの思い出を飼育担当者が語り、大好きなリンゴをプレゼント。展示場前には「送る言葉」を記入するノートを27日まで用意。同園でタイムが見られるのは、27日午後4時半の閉園までとしている。

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