北京冬季五輪第8日の11日、スノーボード男子ハーフパイプ決勝が行われ、平野歩夢(TOKIOインカラミ)、平野流佳(太成学院大)、戸塚優斗(ヨネックス)、平野海祝(日大)の4人が出場。平野歩が96・00で金メダルを獲得した。ソチ五輪と平昌五輪の銀メダルを上回り、悲願を達成した。平野海は9位、戸塚は10位、平野流は12位だった。
2回目を終えて2位だった平野歩は3回目も5つの技全てを完璧に決め、逆転した。1回目で3位につけた平野海は、2回目、3回目ともに着地に失敗。昨年の世界選手権チャンピオンとして臨んだ戸塚は3回目も着地で手をつき、得点を伸ばせなかった。平野流は3回とも失敗に終わった。
同種目で3度の金メダルを獲得し、今大会での現役引退を表明しているショーン・ホワイト(米国)は4位だった。
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スノーボード男子ハーフパイプ決勝 平野歩夢の1本目=11日、雲頂スキー公園(桐原正道撮影)