群馬で18歳以上の3回目接種スタート 知事も率先

3回目の接種を受ける山本一太知事=11日、高崎市のGメッセ(代表撮影)
3回目の接種を受ける山本一太知事=11日、高崎市のGメッセ(代表撮影)

新型コロナウイルスワクチンの2回目からの接種間隔を「6カ月以上」に前倒しして行う18歳以上に対する3回目接種が11日、群馬県内で始まり、県営大規模接種会場「県央ワクチン接種センター」(高崎市)には、3連休の初日とあって若い世代の姿も数多く見られた。山本一太知事も会場で接種を受け、拡大が続く第6波の中、「ぜひ追加接種を」と呼び掛けた。

センターは高崎市のコンベンション施設「Gメッセ群馬」内に設けられ、東部地域の東毛センター(太田市)とともに同日から一般接種が始まった。

接種間隔をめぐっては昨年12月、感染力の強いオミクロン株の流行に伴い、国が医療従事者や高齢者施設入所者と職員について8カ月以上から6カ月以上に前倒しし、今年になって65歳以上の高齢者、さらに64~18歳についても2カ月前倒しを決定、通知した。

ファイザー製ワクチンに比べ副反応が強いとされるモデルナ製ワクチンを敬遠する声も強いが、3回目の接種量は2回目までの半分の50マイクログラムにしている。県によると、同量にした海外でも「発熱などの副反応の発現率は半分に減少し、効果は維持されている」。一方で、2回目から6カ月後には抗体価が80%減少する横浜市大の調査や7カ月後には92%減となる東京都医学総合研究所の調査データなどを示し、早めの3回目接種を呼びかけている。

県央、東毛両センターともワクチンはモデルナ製を使用。11日の予約数は両センター合わせて約4600人。今後、加速化のため接種能力を最大1日9000人規模に引き上げる。

山本知事は「量が半分ということもあるのか、3回目はほとんど痛みがなかった。スタッフも経験を積んで接種環境も整備されているし、県民のみなさまも早く追加接種を受けて抗体価をあげ、免疫を獲得してほしい」と呼びかけた。

群馬県内でも感染力が強いオミクロン株の流行を背景に感染拡大に歯止めがかかっていない。県は蔓延(まんえん)防止等重点措置の適用期間を来月6日まで延長し、引き続き対策を講じていく。

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