北京五輪第7日の10日、スノーボード女子ハーフパイプ決勝が行われ、冨田るき(チームJWSC)、小野光希(バートン)、冨田せな(アルビレックス新潟)の3人が出場。冨田せなが88・25点で銅メダルを獲得した。冨田るきが5位、小野が9位だった。金メダルはクロエ・キム(米国)が獲得した。
1回目で86・00点、2回目は88・25点と得点を上げてきた冨田せなは、高得点を目指して最後の3回目に臨んだが、途中で転倒。点数は伸びなかったものの、同種目で初のメダル獲得となった。一方、2回目の途中で転倒した小野は、表彰台を目指し3回目に臨んだが、転倒したため29・00点に終わった。1、2回目と転倒していた冨田るきは、3回目は滑り切り、80・50点だった。
銅メダルを獲得した冨田せなはテレビのインタビューに笑顔で応じ、「(銅メダルを獲得して)びっくりしている。1本目から決められたのが大きい。たくさんの方に支えられてきたので、感謝の気持ちを伝えたい」と話した。
/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/5GJY2CSF75NBFDDO3JD2ZM6N4Q.jpg)
スノーボードの女子ハーフパイプで銅メダルを獲得し、日の丸を手に笑顔を見せる冨田せな=張家口(ロイター)