北京冬季五輪第7日の10日、スピードスケート女子5000メートルが行われ、3度目の五輪となる押切美沙紀(富士急)は7分1秒17の8位で、日本選手としては2010年バンクーバー大会以来12年ぶりに同種目で入賞を果たした。初出場となった18歳の堀川桃香(北海道・白樺学園高)は7分6秒92で10位。イレーネ・スハウテン(オランダ)が3000メートルに続き2冠を達成した。
押切は9位で終わった平昌大会後はけがや精神的な疲労が重なり、2シーズンを休養。苦しい時期を乗り越えて臨んだこの日のレース前には「今季では一番いい状態」と手応えを語っていた。
押切は12日に予選が行われる女子団体追い抜きにも出場を予定している。
/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/RMTMXR5YAFKYPEFPPALF4PEIHY.jpg)
女子5000メートル 滑走する押切美沙紀=北京(共同)