北京大会の「顔」、薬物疑惑に激震 フィギュアの超新星ワリエワ

フィギュアスケート団体女子SPの演技を終え、笑顔を見せるROCのカミラ・ワリエワ=6日、北京(共同)
フィギュアスケート団体女子SPの演技を終え、笑顔を見せるROCのカミラ・ワリエワ=6日、北京(共同)

激震が走った。ドーピング疑惑が浮上したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワは、4回転ジャンプを武器に、男子並みの演技で世界を驚愕させている超新星だ。7日終了の団体ではロシア・オリンピック委員会(ROC)の金メダルに大きく貢献。北京冬季五輪の「顔」と呼べる注目選手で、衝撃は大きい。

国威発揚に躍起のロシアは自国開催の2014年ソチ冬季五輪で国ぐるみの不正が発覚。検体のすり替えやデータ改ざんの横行が暴かれたが、いまだに政府は組織的な関与を認めていない。弱腰の対応が目立つ国際オリンピック委員会(IOC)の姿勢も非難を受けている。国としての参加が禁じられているROCの選手の五輪参加は「潔白を証明した選手」が前提。今回のケースで、制度自体にも疑問が生じかねない。

1988年ソウル五輪は、陸上男子100メートルで世界新記録を出しながら薬物違反で金メダル剝奪となったベン・ジョンソン(カナダ)の大会として記憶されている。ドーピングはスポーツの根幹を揺るがす問題。詳細な調査が待たれる。(共同)

団体女子SP 演技するROCのカミラ・ワリエワ=北京(共同)
団体女子SP 演技するROCのカミラ・ワリエワ=北京(共同)
<フィギュアスケート団体 女子SP>ロシアオリンピック委員会のカミラ・ワリエワの演技=6日、首都体育館(桐原正道撮影)
<フィギュアスケート団体 女子SP>ロシアオリンピック委員会のカミラ・ワリエワの演技=6日、首都体育館(桐原正道撮影)
フィギュアスケート団体で金メダルを獲得し、喜ぶカミラ・ワリエワ(左から4人目)らROCの選手たち=7日、北京(共同)
フィギュアスケート団体で金メダルを獲得し、喜ぶカミラ・ワリエワ(左から4人目)らROCの選手たち=7日、北京(共同)



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