9日に行われた北京五輪スノーボード女子ハーフパイプで、17歳の小野光希がはつらつとした滑りで予選を2位通過。1回目に3位に付けると、2回目はさらに難度を上げた。一発目に高さのある2回転半技で板の先端をしっかりとつかむテールグラブも入れ、ミスなく滑り切って83・75点をたたき出した。
1月のワールドカップ(W杯)で自己最高の2位に入って自信を深めたホープ。「緊張に負けないように、自分の武器の高さを生かしてメダルを目標に頑張る」と話していた通り、日本女子初の表彰台を狙って決勝はさらにギアを上げそうだ。(共同)