鍵山2位、宇野は3位 羽生は8位に沈む 男子SP

演技を終えキス・アンド・クライで喜ぶ鍵山優真。左は父の正和コーチ=8日、首都体育館(桐原正道撮影)
演技を終えキス・アンド・クライで喜ぶ鍵山優真。左は父の正和コーチ=8日、首都体育館(桐原正道撮影)

北京冬季五輪は8日、フィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)が終了し、鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎=が108・12点で2位、宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=は105・90点で3位につけた。94年ぶりの五輪3連覇がかかる羽生結弦(27)=ANA=は95・15点で8位と出遅れた。

首位はネーサン・チェン(米国)で113・97点。世界最高記録をマークした。

日本人選手3人のテレビインタビューの要旨は以下の通り。

■鍵山優真の話 「五輪という舞台をずっと目指してきた。練習通りできない部分もあったが、きょうは98点くらいの点数をあげたい。(五輪は)楽しいですね。楽しまなきゃ損する。初めてなので、何事も楽しみたい。あまり順位のこと気にせず、自分のベストを尽くす」

■宇野昌磨の話 「一つジャンプでミスがあったが、団体戦(の経験)が生きたSPになった。このプログラムがおそらく完璧にできる確率は相当低い。完璧な演技よりも次につながる、自分成長につながる演技をしたい」

■羽生結弦の話 「もうしょうがないなという感じ。僕がいちばんフワフワしている。演技が終わるまで気持ちは切れていない。いい演技だったと思うが、気持ちがフワフワしている。きょうは不運があったが、五輪との相性はいいと思っている。フリー頑張ります」



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