半導体生産支援へ新法提案 EU欧州委、脱アジア向け

欧州連合(EU)本部=ベルギー・ブリュッセル(ロイター)
欧州連合(EU)本部=ベルギー・ブリュッセル(ロイター)

欧州連合(EU)欧州委員会は8日、アジア製半導体への依存からの脱却を目指し、EU域内の研究開発や生産を推進するための新法「欧州半導体法」の制定を各国に提案した。官民で430億ユーロ(約5兆6600億円)超の資金を調達、2030年までに世界の半導体に占めるEU製の割合を現在の10%から20%に引き上げる目標を掲げた。

新法は、半導体の開発や生産、投資を共同で行い、EU域内での安定供給を確保する狙い。EUのフォンデアライエン欧州委員長は、半導体生産をめぐる国際競争の様相を根本的に変える「ゲームチェンジャー」になるだろうと述べた。

EUでは、ドイツ大手フォルクスワーゲン(VW)など自動車産業が特に半導体不足の影響を受けており、各国の乗用車新車登録台数が大きく落ち込んでいる。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細