バンクシーの壁画移設 「破壊」から守るため

移設されることになった路上芸術家バンクシーの壁画=2018年12月、英ウェールズ・ポートタルボット(PA通信=共同)
移設されることになった路上芸術家バンクシーの壁画=2018年12月、英ウェールズ・ポートタルボット(PA通信=共同)

正体不明の路上芸術家バンクシーによる英西部ウェールズの壁画「季節のあいさつ」が8日、移設されることになった。英メディアが伝えた。壁画を所有する男性は「熱狂的な人が破壊しようとしている」とし、「将来の世代も鑑賞できるよう保存するために移設する」と説明している。

壁画は2018年、鉄鋼業が盛んなポートタルボットにあるブロック造りの車庫の外壁2面に出現した。片面だけ見ると雪の舞う中、少年が手を広げて遊んでいるように見えるが、別の面に回ると、雪のように見えたのは廃棄物コンテナから舞い上がった焼却灰で、環境汚染が地区に与えた影響をメッセージとしていることが分かる。

8日に壁画を保管施設へ一時的に移動。後に文化施設に移し、一般公開を予定している。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細