1月31日、沖縄県の尖閣諸島を行政区域内に持つ石垣市は、東海大学に委託し、同大学の海洋調査訓練船「望星丸」で尖閣周辺海域の海洋環境調査を実施した。
中国海警船が接近
調査船が尖閣諸島の接続に入ると、2隻の中国海警船が接近し調査を妨害する姿勢を見せた。その時、尖閣諸島の警戒任務にあたっていた海上保安庁は調査船を守るべく隊形を組み、中国海警船が調査団に近づくことさえ許さなかった。さらに夜明けとともに海上自衛隊P3C哨戒機が尖閣の上空に飛来し、状況を確認していた。尖閣諸島周辺における海保、海自の連携が確認される一幕であった。