ドイツのスポーツカーメーカー「ポルシェ」の2021年の世界新車販売台数がこのほど発表になり、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、初の30万台超えとなる30万1915台を売り上げたことが明らかになった。イタリアのスーパーカーブランド「ランボルギーニ」も過去最高の販売台数を記録。イタリアのスポーツカーメーカー「フェラーリ」を含む3社がいずれも2年ぶりに販売台数を増やしており、コロナ下でのスーパーカーメーカーの好調ぶりが際立っている。
SUVが牽引
ポルシェも前年は販売台数を落としており、増加は2年ぶり。前年比の伸び率は11%で、車種別ではスポーツ用多目的車(SUV)が牽引(けんいん)した。
同社のプレスリリースによると、最も売れたのはSUVの「マカン」で8万8362台。1位だった前年より販売台数を落としたものの、SUVの「カイエン」も8万3071台を売り上げ、2位に入った。