北京冬季五輪第4日の7日、ノルディックスキー・ジャンプの混合団体で、小林陵侑(土屋ホーム)、佐藤幸椰(雪印メグミルク)、高梨沙羅(クラレ)、伊藤有希(土屋ホーム)の日本は、合計836.3点の4位となった。
日本は1回目を終えて、359.9点の8位だった。1回目は、高梨が大ジャンプを披露したが、スーツの規定違反で失格、点数なしの結果に涙を流した。
2回目、別のチームにも失格が出るなどし、日本は2人目終了時点で4位に浮上。4人目の小林が完璧な飛躍を決めたが、メダルにはわずかに及ばなかった。高梨は気持ちを立て直して挑んだ2回目、98.5メートルを飛び、着地後、再び悔しそうに表情をゆがめた。
混合団体は今大会からの新種目で、10カ国が出場した。
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1回目の飛躍が失格となり、声を上げて泣く高梨沙羅。ジャンプ混合団体は強豪国にスーツの規定違反による失格者が続出する波乱の展開となった=張家口(共同)