「絶望」の異名裏切らぬ演技、ワリエワが鮮烈五輪デビュー

演技するROCのカミラ・ワリエワ=北京(共同)
演技するROCのカミラ・ワリエワ=北京(共同)

10チームによるフィギュアスケート団体は、女子ショートプログラム(SP)でROCの15歳、ワリエワが圧倒的な演技を披露した。

金メダル候補最有力と目される15歳の登場に、会場内の関係者はくぎ付けだった。ROCのワリエワ。団体戦女子SPで鮮烈な五輪デビューを飾った。自身の世界最高に0・27点差に迫る90・18点をマーク。「少し緊張したが、氷に乗ったらうまくできた。望んだ結果」とほほ笑んだ。

すべてのジャンプを両手を上げる難しい姿勢で決めた。冒頭のトリプルアクセルは出来栄えで3・31点もの加点を引き出した。続く3回転フリップ、基礎点が1・1倍になる演技後半のルッツ-トーループの連続3回転も鮮やかに跳んだ。得点を待つ間は、両手でハートマークを作るなどご機嫌だった。

今季にシニアデビューしたばかり。SP、フリー、合計とすべての世界最高記録を持つ。その演技でライバルたちを気負けさせることから、ついた異名は「絶望」。個人戦でも、目が離せない。(久保まりな)

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