北京冬季五輪のフィギュアスケート団体で4位につけている日本は6日の女子ショートプログラム(SP)に向け、坂本花織(シスメックス)と樋口新葉(明大)が5日、調整した。坂本は2度の練習でSP、フリーの音楽をかけ、演技を確認し「調子はすごくいいので、このままいってほしい」と笑みを浮かべた。
樋口は得点源となるルッツ―トーループの2連続3回転ジャンプで回転が抜ける場面が目立ち「周りの雰囲気にのまれている自分がいる」と緊張感を漂わせた。武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は挑戦したものの着氷できなかった。
団体は種目ごとの順位点合計で争われる。4日に男子とペアのSP、アイスダンスのリズムダンスを終了しており、女子SPを含めた上位5チームがフリーに進む。(共同)