4日の北京冬季五輪開会式に出席したロシアのプーチン大統領が、ウクライナ選手団の入場時にじっと目を閉じていたことから「居眠りしていた」とインターネット上で話題になった。英米メディアなどが伝えた。
ロシアによる侵攻が懸念され、緊張状態が続いているウクライナの選手団は両手を振って行進。ツイッターでは、選手団の登場が「勇姿」として注目された。
組織的ドーピング問題を理由に、東京五輪に続きロシア・オリンピック委員会(ROC)の選手として参加したロシアの選手団が入場すると、プーチン氏は手を振って迎え、中国人の観客から大きな歓声が上がった。
ウクライナの入場時には体の前で手を合わせ、目を閉じたままだった。英紙デーリー・メールは「戦争の脅威が五輪の上を覆っている中で、プーチン氏は寝たふりをしていた」と指摘した。(共同)