北京冬季五輪は4日、10チームが参加してフィギュアスケートの団体予選が始まり、最初の男子シングルショートプログラム(SP)で日本の宇野昌磨(トヨタ自動車)は6番目に滑走し、4回転ジャンプや4回転からのコンビネーションを見事に決めるなど完璧な演技。パーソナル・ベストの105・46点をマーク、6人が滑り終えてROCのマルク・コンドラチュクらを抑えて1位につけた。
男子SP後は、アイスダンスのリズムダンス(RD)に小松原美里、小松原尊組(倉敷FSC)、ペアSPに三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が出場する。6日に行われる女子SPも含めた種目ごとの順位点(1位10点~10位1点)合計で上位5チームが6、7日のフリーに進み、全8種目の合計点でメダルが確定する。
2014年ソチ五輪から始まった団体で、日本はソチ、18年平昌とも5位にとどまり、初のメダルを狙っている。(北京 久保まりな)