皇室ウイークリー

(729)両陛下、変異株への対応聞かれる 秋篠宮さま、五輪結団式でお言葉

北京冬季五輪に向かう日本代表選手団の結団式後、高木美帆主将(手前)と言葉を交わされる秋篠宮ご夫妻=1月29日午後4時32分、東京都港区
北京冬季五輪に向かう日本代表選手団の結団式後、高木美帆主将(手前)と言葉を交わされる秋篠宮ご夫妻=1月29日午後4時32分、東京都港区

天皇、皇后両陛下は1日、皇居・御所に厚生労働省の福島靖正医務技監を招き、新型コロナウイルスのオミクロン株の特徴や最新の感染状況、政府の対応などについて話を聞かれた。

両陛下は国内で新型コロナの感染が拡大した令和2年春以降、折に触れて厚労省の関係者やさまざまな分野の専門家らから説明を聞く機会を設けられている。

厚労省医務技監からは2年4月と12月にも説明を受けられており、今回が3回目。側近によると、両陛下はオミクロン株の急速な感染拡大に伴う医療の逼迫(ひっぱく)や、保健所など関係者への負担が懸念される最近の状況を案じていたといい、この日は約1時間半にわたり、福島氏とご面会。メモをとりながら説明に熱心に耳を傾け、質問を重ねられたという。

秋篠宮ご夫妻は1月29日、グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)を訪問し、北京冬季五輪に向かう日本代表選手団の結団式に臨席された。結団式は感染拡大防止のため、多くの選手や関係者がオンラインで参加するなど出席者を限定して行われた。

日本選手団の結団式後、高木美帆主将(手前左)と言葉を交わされる秋篠宮ご夫妻。右から2人目は日本オリンピック委員会の山下泰裕会長、手前右は郷亜里砂旗手=1月29日午後4時32分、東京都港区
日本選手団の結団式後、高木美帆主将(手前左)と言葉を交わされる秋篠宮ご夫妻。右から2人目は日本オリンピック委員会の山下泰裕会長、手前右は郷亜里砂旗手=1月29日午後4時32分、東京都港区

式典では競技ごとに選手団を紹介する映像を放映。ご夫妻はモニターをじっと見つめ、全員の紹介が終わると大きく拍手を送られた。秋篠宮さまはお言葉でコロナ禍に触れ、「練習環境も含めて大変困難を伴うことが多かったことと思います」と選手らを気遣い、「日頃の成果を存分に発揮されること」と「スポーツを通じての国際親善に努めていただくこと」を願われた。

日本選手団の結団式を終え、退席される秋篠宮ご夫妻。左は原田雅彦総監督=1月29日午後6時6分、東京都港区
日本選手団の結団式を終え、退席される秋篠宮ご夫妻。左は原田雅彦総監督=1月29日午後6時6分、東京都港区

結団式終了後、秋篠宮ご夫妻は出席した選手団関係者に言葉をかけられた。秋篠宮さまは選手団の主将で、スピードスケート女子の高木美帆選手に、コロナ禍の影響で「練習の制限はありましたか」とご質問。高木選手は自身の練習量には影響を感じなかったが、「ナショナルチームや代表に行けなかった選手にしわ寄せが行った感覚があった。そういう人たちの思いも背負って戦いたい」と答えたという。

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