北京冬季五輪は4日、10チームが参加してフィギュアスケートの団体予選が行われた。3種目を終え、初の表彰台を狙う日本は男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(トヨタ自動車)が2位に入るなど、種目ごとの順位点合計20点で4位発進となった。米国が28点でトップ、ROCが26点で2位、中国が21点で3位。
宇野はフリップ、トーループの4回転ジャンプを成功させ、自己ベストの105・46点で2位の9点を得た。ペアSPで三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は自己ベストの74・45点で4位の7点、アイスダンスのリズムダンス(RD)で小松原美里、小松原尊組(倉敷FSC)は66・54点で7位の4点となった。
米国は男子SPでチェンがルッツ、フリップの4回転を決め、世界最高に迫る自己ベストの111・71点で1位。
6日の女子SPも含めた順位点合計で上位5チームがフリーに進む。(共同)
■三浦璃来の話「すごく幸せだと感じながら滑っていた。私たちができることを出せば結果はついてくると信じていた。まだ直すことはあるけど、ノーミスの演技ができて良かった」(共同)
■木原龍一の話「スピンがずれた感覚があったので自己ベストを更新できるか心配だったけど、更新できて良かった。(メダルの)チャンスのある順位にいきたいなと思っていた」(共同)